2021年OMC世界理美容技術選手権大会/日本開催中止のお知らせ

2021年OMC世界理美容技術選手権大会の日本開催が中止となりました。

全国の美容業に携わる皆様におかれましては、日ごろより当連合会の事業遂行にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2021年OMC世界理美容技術選手権大会(OMC WORLD CUP 2021 YOKOHAMA)の開催につきましては、我が国の美容業界の活性化・発展の契機とするとともに、組織強化につなげ、併せて世界の美容業界の相互理解と国際交流の促進を図るものと大いに期待し、大会を誘致し、1992年の日本大会以来29年ぶりの開催に向け、今日まで準備を進めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、ワクチン接種が世界的に進んでいる今日においても、早急の収束が難しく、感染拡大は依然として続いております。
先般、今夏に日本で開催されるオリンピック・パラリンピックの開催についても、海外からの観客の受け入れを見送るという決定がなされたところです。このことは日本経済に大きな影響を及ぼすものと危惧されます。
こうした状況の中、当連合会は、OMC(世界理美容機構)本部や全国理容連合会、スポンサー企業と2021年OMC世界理美容技術選手権大会の開催について協議を重ねてまいりました。
その結果、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況を鑑み、世界大会に参加する全ての国の選手やモデル、各国関係者と日本の方々の健康・安全を守ることを最優先に考え、このたび、2021年OMC世界理美容技術選手権大会の日本開催を中止することが決定されました。
開催を楽しみにしてくださっていた皆様には、このような結果となり誠に申し訳ございませんが、本決定は、OMCや当連合会をはじめ全ての関係者にとって苦渋の決断であったことをご理解いただきたく存じます。
また、これまで開催準備にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
なお、同じく神奈川県横浜市で開催を予定している第49回全日本美容業選手権大会については、会場や開催方法等を再度検討し、開催に向けての準備を進めておりますので、追って皆様にご報告させていただきます。

OMC 日本 代表
全日本美容業生活衛生同業組合連合会
理事長 吉井 眞人